概要
旭ファイバーグラスは、天井吹込み断熱向けの新製品「アクリアブローS」を発売しました。
従来品と比べて断熱性能が約20%向上しており、天井吹込み断熱の性能アップと施工性の向上を目指した製品となっています。
住宅の高断熱化・省エネ化が進む中で、断熱材への注目はますます高まっています。
新製品「アクリアブローS」の特徴
①断熱性能が約20%向上
新製品は熱伝導率0.051W/m・Kを実現。
従来の吹込み用グラスウールと比較して断熱性能が向上しており、冷暖房効率の改善や省エネ効果が期待できます。
②天井吹込み断熱に特化
天井裏へ隙間なく断熱材を充填できるため、施工後の断熱ムラを抑えやすいのも特徴です。
天井形状が複雑な住宅でも施工しやすく、高気密・高断熱住宅との相性も良い製品となっています。
③国産製品で安定供給
国内生産品であることから、供給面の安心感もポイントの一つです。
近年は断熱材の供給不安も話題になっていますが、安定供給に期待が持てそうです。
現場ではどんな工務店が注目している?
私自身のお客様では、現時点で「アクリアブローS」を採用している工務店はありません。
ただ、他の営業担当のお客様では、高気密・高断熱住宅を売りにしている工務店から関心を持たれていると聞いています。
最近は住宅の断熱性能を重視する方も増えており、断熱材そのものを比較して家づくりを考えるケースもあります。
特に高気密・高断熱住宅を検討している場合は、従来のグラスウールや吹付断熱だけでなく、天井部分の断熱方法として「アクリアブローS」を候補に入れて比較してみてもいいかもしれません。
吹込み断熱はどんな人に向いている?
断熱材は「この工法なら絶対に性能が高い」と単純に決められるものではありません。
使用する断熱材の性能だけでなく、施工方法や厚み、住宅全体の断熱設計、気密施工などによって最終的な住宅性能は変わります。
そのため、高気密・高断熱住宅を建てたい場合は、断熱材の商品名だけで判断するのではなく、
- どの断熱材を使用するのか
- どのくらいの厚みで施工するのか
- 天井・壁・床をどう断熱するのか
- 住宅全体でどの程度の断熱性能を目指すのか
まで住宅会社に確認してみることをおすすめします。
アクリアブローSについても、「新商品だから良い」と考えるのではなく、自分が建てる住宅の断熱仕様に合っているかを確認したうえで候補に入れるのがいいでしょう。
建材営業のひとこと
私のお客様ではまだ採用実績はありませんが、他の営業担当のお客様では、高気密住宅を売りにしている工務店がアクリアブローSに関心を持っていると聞いています。
断熱材は完成すると見えなくなるため、キッチンやお風呂などと比べると家づくりの際に注目されにくい部分です。
しかし、長く住む住宅だからこそ、断熱性能はしっかり検討しておきたいところ。
特に高気密・高断熱住宅を考えている方であれば、アクリアブローSも天井断熱の選択肢の一つとして、工務店へ相談してみてもいいと思います。
まとめ
旭ファイバーグラスの「アクリアブローS」は、天井吹込み断熱向けに開発された新しい断熱材です。
従来品から断熱性能が向上しており、高断熱住宅を検討する際の新たな選択肢になります。
実際に、高気密・高断熱を特徴としている工務店から関心を持たれているケースもあります。
ただし、住宅の断熱性能は断熱材だけで決まるものではありません。施工方法や断熱材の厚み、住宅全体の設計なども重要です。
高気密・高断熱住宅を検討している方は、「どの商品が一番良いか」だけでなく、自分の住宅にどのような断熱仕様が適しているのかを工務店と相談し、その候補の一つとしてアクリアブローSを比較してみるといいでしょう。
※本記事は日刊木材新聞掲載情報をもとに、建材業界の動向を整理し、現場目線で解説しています。



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