イクタ「銘木フロアー ラスティック」とは?天然木の突板とエアー・ウォッシュが魅力の床材

現場コラム

以前、建材noteではイクタとアイカ工業のコラボレーション商品「メラノーブル」を紹介しました。

今回は、同じイクタからもう一つ注目してほしいフローリングを紹介します。

それが「銘木フロアー ラスティック」です。

天然木を使用した突板フローリングならではの質感に加えて、最近の住宅にも取り入れやすい色合いが魅力。

そして、イクタのフローリングを紹介するうえで個人的に外せないと思っているのが「エアー・ウォッシュ」です。

ウイルスや菌、臭い、VOC(揮発性有機化合物)などに光触媒の力で作用する、室内環境に配慮した機能です。

フローリングを「見た目」だけではなく、「家の空気環境」まで考えて選ぶ。

そんな選択肢として、今回は銘木フロアー ラスティックを建材営業の目線から紹介します。


銘木フロアー ラスティックとは?

「銘木フロアー ラスティック」は、イクタが展開する天然木の突板を使用したフローリングです。

突板とは、天然木を薄くスライスして基材の表面に貼ったもの。

木目を印刷したシートフローリングとは異なり、表面には本物の木が使われています。

そのため、一枚一枚で木目や色合いなどの表情が異なります。

「せっかく家を建てるなら本物の木を取り入れたい」

「でも無垢フローリングまでは必要ない」

という方には、突板フローリングは非常に面白い選択肢です。


銘木フロアー ラスティックの特徴・メリット

天然木の突板だから本物の木の表情を楽しめる

銘木フロアー ラスティックの大きな魅力は、やはり天然木ならではの質感です。

最近のシートフローリングは非常にリアルになっており、パッと見ただけでは本物の木と区別しにくい商品もあります。

それでも、突板は表面そのものが天然木です。

同じ樹種でも木目や色の濃淡は一本一本異なり、それが床全体に自然な表情を生み出します。

きれいに均一化された床も魅力的ですが、

「木らしさを感じられる家にしたい」

という方には突板ならではの魅力があります。


ラスティックならではの自然な表情

商品名にも使われている「ラスティック」。

ラスティックには「素朴な」「自然な」といった意味があります。

天然木には色の濃淡や木目などに個体差があります。

これを「バラつき」と考えるのではなく、

「一枚一枚違うからこそ面白い」

と楽しめるのがラスティック系フローリングの魅力です。

床一面に施工したときに生まれる自然な表情は、シートフローリングとはまた違った雰囲気があります。


最近の家に合わせやすい色合いも魅力

個人的に銘木フロアー ラスティックで注目してほしいのが、色合いです。

最近の住宅では、

・グレージュ系
・くすみ系カラー
・淡い木目
・落ち着いたナチュラルカラー
・ヴィンテージ感のあるインテリア

なども人気があります。

例えば、

グレー系のクロス
ブラックの建具
モルタル調のキッチン
アイアン家具
シンプルな白い壁

などと天然木を組み合わせるスタイル。

こうした最近の住宅デザインにも、銘木フロアー ラスティックは取り入れやすいと思います。

床は家の中でも非常に大きな面積を占めます。

同じ間取りでも床の色や木目が変わるだけで、部屋全体の印象はかなり変わります。


そして注目したい「エアー・ウォッシュ」

ここからが、個人的にイクタのフローリングを紹介するなら特に知ってほしい部分です。

それが「エアー・ウォッシュ」です。

エアー・ウォッシュは、光触媒の力を利用して室内環境に配慮する機能です。

ウイルスや菌、臭い、そしてシックハウス症候群の原因物質の一つとされるVOC(揮発性有機化合物)などに作用し、分解・除去する機能を床材に持たせています。

つまりフローリングを、

「歩くための床」

「インテリアとしての床」

だけでなく、

「室内環境にも配慮した建材」

として考えているわけです。

個人的には、ここがイクタのフローリングの面白いところだと思っています。


そもそも光触媒とは?

「光触媒」と言われても、一般の方には少し分かりにくいですよね。

簡単に説明すると、光が当たることで反応し、さまざまな物質の分解などに利用される技術です。

エアー・ウォッシュでは、この光触媒技術をフローリングに取り入れています。

空気清浄機のようにコンセントにつないで動かす設備ではありません。

普段から住宅に存在する「床」に機能をプラスしているところがポイントです。

床は住宅の中でもかなり大きな面積を占めます。

その広い床面を室内環境にも活用しようという考え方です。


ウイルスや菌に作用する

住宅では家族が毎日生活します。

特に床は、単に歩くだけの場所ではありません。

小さな子どもなら座ったり、寝転んだり、床に直接触れたりすることもあります。

エアー・ウォッシュは、光触媒によって特定のウイルスや菌に作用し、分解・除去する機能が特徴とされています。

床材を選ぶとき、

「何色にしよう?」

「傷に強いかな?」

だけでなく、

「どんな付加機能を持っているのか?」

まで比較してみるのも面白いと思います。

もちろん、フローリングだけで感染症を防げるという意味ではありません。

あくまで床材が持つ付加機能として考えることが大切です。


生活するうえで気になる「臭い」にも

家の中には、さまざまな臭いが発生します。

例えば、

・料理
・生ゴミ
・ペット
・日常的な生活臭

などです。

エアー・ウォッシュでは、臭いの原因となる物質にも光触媒によって作用する機能があります。

もちろん空気清浄機や換気設備とは役割が異なります。

それでも、

「毎日使っている床にも室内環境へ配慮する機能がある」

というのは面白いですよね。


シックハウス症候群と関係する「VOC」にも注目

そして、これから家を建てる方に知ってほしいのが「VOC」です。

VOCとは「揮発性有機化合物」のこと。

建材や家具、接着剤、塗料などから放散することがある化学物質の総称です。

VOCの中には、室内濃度などによってシックハウス症候群との関連が指摘される物質もあります。

現在の住宅ではホルムアルデヒド対策などが進んでいますが、室内の空気環境を考えるうえでは知っておきたい言葉です。

エアー・ウォッシュは、光触媒によってこうしたVOCなどにも作用し、分解・除去する機能を持たせています。

だからこそ、

「デザインのいいフローリング」

だけではなく、

「室内環境まで考えたフローリング」

というところにも注目してほしいと思います。


床そのものに健康機能を持たせるという発想

個人的にエアー・ウォッシュで一番面白いと思っているのがここです。

室内の空気環境を改善しようと考えると、一般的には空気清浄機や換気設備などを思い浮かべると思います。

もちろん、これらは非常に重要です。

ただ、エアー・ウォッシュはそれらとは違い、

「どうせ家に施工するフローリングに機能を持たせる」

という発想です。

フローリングは住宅の中でも施工面積が大きく、一度施工すれば長期間使用します。

だからこそ、色や木目だけではなく、こうした付加機能まで比較して床材を選ぶ価値はあると思います。


シート・突板・無垢、どれを選べばいい?

フローリングを検討していると、

「シートと突板と無垢、結局どれがいいの?」

という疑問も出てきます。

かなり簡単に分けるなら、

シートフローリング
→ コストや機能性、扱いやすさを重視

突板フローリング
→ 天然木の質感と扱いやすさのバランスを重視

無垢フローリング
→ 木そのものの質感や経年変化を重視

という考え方ができます。

もちろん、実際の価格や性能は商品によって異なります。

個人的には、

「シートではちょっと物足りない」

「本物の木は使いたい」

「でも無垢までは必要ない」

という方には、銘木フロアー ラスティックのような突板フローリングをぜひ一度見てほしいです。


前回紹介したメラノーブルとの使い分けもおすすめ

以前紹介した、イクタ×アイカ工業の「メラノーブル」と使い分けるのもおすすめです。

例えば、

リビング・ダイニング
→ 銘木フロアー ラスティック

キッチン・洗面・トイレ
→ メラノーブル

という組み合わせ。

リビングでは天然木の突板による木質感を楽しむ。

水や汚れ、傷などが気になる水まわりでは、高圧メラミン化粧板を採用したメラノーブルを選ぶ。

家全体で同じ床材を使う必要はありません。

それぞれの場所に求める性能によって床材を使い分けるのも、個人的にはおすすめです。


銘木フロアー ラスティックの注意点

天然木の突板を使用しているため、シートフローリングとは違った注意点もあります。

・木目に個体差がある
・色合いに違いが出る
・経年によって色が変化することがある
・天然木ならではの表情がある

といったところです。

ただし、これらは必ずしもデメリットではありません。

木目や色を均一に揃えたい方なら、シートフローリングの方が向いている場合があります。

一方、

「一枚一枚違うところも天然木の魅力」

と思える方なら、突板の良さを楽しめるでしょう。

また、エアー・ウォッシュの性能についても、すべてのウイルス・菌・臭い・VOCを無条件に完全除去するという意味ではありません。

対象物質や試験条件などがありますので、採用前にはメーカーの最新資料を確認しましょう。


建材営業のひとこと

イクタのフローリングを紹介するなら、個人的にはやっぱり「エアー・ウォッシュ」は外せません。

銘木フロアー ラスティックは、天然木の突板ならではの木質感と、最近の住宅にも合わせやすい色合いだけでも魅力があります。

でも、それだけじゃない。

ウイルスや菌、臭い、VOCなどに光触媒でアプローチする機能を床材に持たせている。

ここが面白いと思います。

フローリングは家の中でも施工面積が大きく、毎日触れる建材です。

だからこそ、

「床をデザインだけではなく、室内環境まで考えて選ぶ」

という考え方はもっと知られてもいいと思います。

そして水まわりには、前回紹介したメラノーブル。

リビングは天然木の質感とエアー・ウォッシュ、水まわりは傷や水への強さ。

こんな床材の使い分けもおすすめです。


まとめ

イクタの「銘木フロアー ラスティック」は、天然木の突板を使用し、本物の木ならではの表情を楽しめるフローリングです。

最近の住宅にも取り入れやすい色合いに加えて、注目したいのが「エアー・ウォッシュ」。

光触媒の力を利用して、

・ウイルス
・菌
・臭い
・VOCなど

に作用し、室内環境に配慮する機能を持たせています。

フローリングは、色や木目だけで選ぶものではありません。

「シート・突板・無垢のどれにするか」

「傷や汚れには強いか」

そして、

「どんな付加機能を持っているか」

まで比較すると、床材選びはもっと面白くなります。

天然木の質感も欲しい。

最近のインテリアに合わせやすい色も欲しい。

さらに機能性にもこだわりたい。

そんな方は「銘木フロアー ラスティック」を候補に入れてみてはいかがでしょうか。


※本記事はメーカーの商品情報をもとに商品の特徴を整理し、建材営業の現場目線を加えて解説しています。エアー・ウォッシュの効果は対象物質や試験条件などによって異なるため、詳細はメーカーの最新資料をご確認ください。

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