エアコンの買い替えを考えている方に、かなり気になる動きが出ています。
ダイキンでは、2027年度の省エネ基準改正に対応した新しいルームエアコンのラインアップへ順次切り替わる予定です。
今回の案内では、これまで価格を抑えやすいベーシックモデルとして選ばれてきたEシリーズに代わり、今後はBシリーズがラインアップされます。
そして気になるのが価格。
実際にダイキンの担当者へ確認したところ、6畳用で現行モデルと新シリーズの間に約3万円程度の価格差が出る見込みとのことでした。
エアコンは壊れてから慌てて交換する方も多い設備です。
もし数年以内に交換を考えているのであれば、今年はかなり重要なタイミングになるかもしれません。
今回は、ダイキンの新ラインアップと、なぜ今エアコン交換を検討した方がいいのかを建材営業の目線で解説します。
ダイキンのルームエアコンが新ラインアップへ
今回の新ラインアップは、2027年度の省エネ基準改正への対応を見据えたものです。
ユーザー提供のメーカー資料によると、新しいシリーズは、
・RP
・AP
・GP
・CB
・B
・SP
といった構成になります。
発売時期も順次異なり、
RP・APは2026年11月予定
CB・Bは2027年1月予定
GPは2027年2月予定
SPは2027年3月予定
となっています。
つまり、2026年秋以降から2027年にかけて、現在のラインアップが段階的に切り替わっていく形です。
安価なEシリーズはBシリーズへ
今回、個人的に一番注目しているのがベーシックモデルです。
現在、ダイキンのエアコンの中で価格を抑えやすいシリーズとして知られているのが「Eシリーズ」です。
ダイキンの2026年カタログでもEシリーズは現行モデルとして掲載されています。ダイキンエアコン
一方、今回の新ラインアップではBシリーズがベーシックシリーズとして案内されています。
つまり今後は、
Eシリーズ
↓
Bシリーズ
という形で、低価格帯の選択肢も新しいモデルへ切り替わっていくことになります。
なぜ新シリーズへ切り替わる?
背景にあるのが、省エネ性能に関する基準です。
家庭用エアコンでは2027年度を目標年度とした新しい省エネ基準が設定されており、メーカー各社はそれに対応する商品の開発を進めています。
省エネ性能が高くなれば、長期的には電気代を抑えやすくなる可能性があります。
一方で、性能を高めるためには、
・高効率なコンプレッサー
・熱交換器
・制御技術
・各種部品
なども進化させる必要があります。
当然、それらは製品価格にも影響します。
「新型になる=単純に名前が変わるだけ」
ではなく、省エネ性能を高めるためのモデルチェンジという部分がポイントです。
6畳用で約3万円の価格差になる可能性も
ここが今回、一番ユーザー目線で気になるところだと思います。
ダイキンの担当者へ確認したところ、6畳用については現行モデルと新シリーズで約3万円程度の価格差が出る見込みとのことでした。
もちろん実際の販売価格は、
・販売店
・施工店
・時期
・在庫状況
・工事内容
などによって変わります。
そのため、「必ず3万円高くなる」という意味ではありません。
ただ、エアコン本体の価格帯が上がれば、交換工事全体の費用にも影響する可能性があります。
特に6畳用のような比較的安価なモデルで3万円前後の差が出るとなれば、割合としてはかなり大きく感じます。
「壊れてから交換」だと選択肢が少ない
エアコンは給湯器と似ていて、壊れるまで使う方がかなり多い設備です。
ただ、壊れるタイミングは選べません。
真夏に壊れれば、
「とにかく早く付く機種で」
となりやすく、価格比較や機種選びをする余裕もなくなります。
さらに、繁忙期は取付業者の予定も埋まりやすいです。
結果として、
・欲しい機種を選べない
・価格を比較できない
・工事まで待つ
・高いモデルしか在庫がない
ということもあります。
そのため、設置から10年以上経過しているエアコンなら、壊れる前に交換時期を考えておく価値があります。
交換を考えているなら2026年中はかなり重要
個人的には、数年以内にエアコン交換を考えている方なら、今年は一度見積を取ってみてほしいと思っています。
理由は単純で、
「現在の安価なEシリーズを選べる期間が限られてくる可能性がある」
からです。
もちろん新しいBシリーズには、省エネ性能向上というメリットがあります。
そのため、
新シリーズ=悪い
という話ではありません。
長く使用するのであれば、電気代まで含めて新モデルの方がお得になるケースもあるでしょう。
ただ、
「できるだけ初期費用を抑えて交換したい」
という方にとっては、現行モデルが選べるうちに交換するメリットがあります。
新モデルは性能もアップ
今回の資料を見ると、単なる値上げではなく性能面の進化もあります。
例えばプレミアムシリーズでは「プレミアム冷房」が搭載され、設定温度到達後も冷房から除湿へ切り替えることで、室温を下げすぎず湿度を抑える機能が紹介されています。
夏場によくある、
「設定温度にはなったけど、なんとなく蒸し暑い」
という不快感を抑えることを狙った機能です。
また、一部シリーズでは室内機の高さを250mmに抑えたコンパクトモデルもラインアップされる予定です。
窓上など取付スペースが限られる住宅では、こうしたサイズ変更もメリットになります。
ダイキンの「強さ」は継続
今回の新シリーズでも、ダイキンが従来から強みとしている基本技術は継続されています。
資料では、
・高効率スイングコンプレッサー
・タフネス室外機
などが紹介されています。
特に室外機については、高外気温環境でも運転を続けられる設計が特徴です。
最近は夏の気温が非常に高くなる日も増えているため、エアコン選びでは「真夏にしっかり動くか」という視点も重要になっています。
現場への影響
今回のモデルチェンジは、家を建てる人だけでなく、リフォームや交換工事にも影響します。
特に新築住宅では、エアコンを複数台設置するケースもあります。
例えば、
リビング1台
寝室1台
子ども部屋2台
で合計4台。
仮に1台あたり数万円ずつ本体価格が上がれば、家全体ではかなりの差になります。
エアコンは一台単位では見落としやすいですが、複数台になると住宅予算への影響は大きくなります。
建材営業のひとこと
今回の話は、個人的にはかなり重要だと思っています。
エアコンって、
「まだ動いてるからいいか」
となりがちなんですよね。
でも、いざ壊れてから交換しようとすると、価格も機種も工事日程も選べないケースがあります。
今回、ダイキンの担当者から聞いた話では、6畳用でも新モデルとの価格差が約3万円程度になる見込みとのこと。
もちろん新シリーズは省エネ性能が上がるので、その分の価値はあります。
ただ、
「そろそろ交換しようと思っていた」
「10年以上使っている」
「とにかく初期費用を抑えたい」
という方なら、現行モデルがある今年のうちに一度検討してみてもいいと思います。
特に家にエアコンが複数台ある場合、数万円の差が台数分になる可能性があります。
壊れてから慌てるより、交換時期を選べるうちに動く。
これはかなり大切だと思います。
まとめ
ダイキンのルームエアコンは、2027年度の省エネ基準改正への対応に合わせて新ラインアップへ切り替わります。
現在の安価なEシリーズに代わり、今後はBシリーズがベーシックモデルとして登場する予定です。
新モデルは省エネ性能や快適機能が向上する一方で、価格も上がる可能性があります。
ダイキン担当者への確認では、6畳用で約3万円程度の価格差が出る見込みとのこと。
そのため、
・エアコンが10年以上経過している
・近いうちに交換する予定
・初期費用をできるだけ抑えたい
・複数台交換を検討している
という方は、2026年中に一度見積を取ってみるのがおすすめです。
エアコンは壊れてからでは選択肢が限られます。
交換を検討している方は、モデル切り替え前のタイミングも含めて早めに考えてみてください。
※本記事はメーカー案内資料およびダイキン担当者への確認内容をもとに、最新の商品動向を整理し、建材営業の現場目線で解説しています。価格差は販売店や時期、工事条件などによって異なる場合があります。



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