ヨドコウが12月出荷分から再値上げ|鋼板・金属建材8%、年末納品は要注意

建材価格動向

ヨドコウが、鋼板商品・金属建材商品の追加値上げを発表しました。

今回の価格改定は2026年12月1日出荷分から。

鋼板全品種に加えて、ヨドルーフや金属サイディングなどの対象商品を、現行価格から8%値上げします。

今年すでに価格改定を実施したうえでの追加値上げです。

物価高が続く中、建材価格の上昇は工務店や建材店だけでなく、最終的には住宅やリフォームを検討する施主にも影響します。

そして今回、特に注意したいのが「受注日」ではなく「出荷日」が基準になること。

年末に納品予定の現場があるなら、今のうちに適用価格と出荷予定を確認しておきたいところです。


ヨドコウが鋼板・金属建材を追加値上げ

ヨドコウは2026年10月7日、鋼板商品と建材商品の価格改定を発表しました。

実施日は、

2026年12月1日出荷分から。

今回の値上げ率は、現行価格から8%です。

主な対象商品は、

・鋼板商品 全品種
・ヨドルーフ
・ヨド角波サイディング
・ヨドスパン
・ヨドプリント
・パネル商品
・金属サイディング

などです。


今年すでに値上げ済み。今回は追加改定

今回のポイントは、

「今年初めての値上げではない」

ということです。

ヨドコウは2026年中にすでに鋼板・建材商品の価格改定を行っており、今回はそこからさらに8%追加する形になります。

最近の建材業界では、

「一度値上げして終わり」

ではなく、

原材料や物流費などの上昇が続けば、再び価格改定

というケースが珍しくなくなっています。

今回のヨドコウもその一例です。


なぜ再び値上げするのか?

価格改定の背景には、

・主原材料価格の上昇
・副原材料価格の上昇
・石油製品原料価格の高止まり
・各種コストの上昇

などがあります。

メーカー側でもコスト削減を進めていますが、それだけでは吸収しきれない状況が続いています。

住宅に使う建材は一つだけではないので、こうした値上げが重なるほど一棟あたりの建築コストにも響いてきます。


一番注意したいのは「12月1日出荷分から」

今回、工務店や建材店が特に注意したいのがここです。

価格改定は、

12月1日受注分

ではありません。

「12月1日出荷分から」です。

つまり、11月中に発注していても、メーカーからの出荷が12月1日以降になれば、新価格が適用される可能性があります。

ここはかなり重要です。


年末納品の見積は一度確認したい

例えば、

11月に発注
↓
12月にメーカー出荷
↓
年末に現場納品

という案件。

「11月に発注したから旧価格で大丈夫だろう」

と思っていたら、出荷時期の関係で新価格になる可能性があります。

特に年末は現場が混みやすく、出荷や納品が予定より後ろにずれることもあります。

そのため、今後対象商品を見積するなら、

・いつ発注するのか
・メーカー出荷はいつになるのか
・どの価格が適用されるのか

まで確認しておくのがおすすめです。


工務店は見積の有効期限にも注意

すでに施主へ提出している見積も注意が必要です。

例えば、10月や11月に現在の価格で見積を提出していても、実際の出荷が12月以降になれば条件が変わる可能性があります。

特に、

・屋根工事
・金属サイディング
・外装リフォーム
・倉庫
・工場
・非住宅物件

など、金属建材を多く使う案件では8%の価格差でも影響は大きくなります。

見積書にも必要に応じて、

「価格改定により金額が変更となる場合があります」

などの注意書きを入れておいた方が安全だと思います。


ガレージや物置を検討している人も早めに確認を

ヨドコウといえば、

「ヨド物置」

を思い浮かべる方も多いと思います。

今回の公式発表では、物置やガレージ本体が一律8%値上げになるとは明記されていません。

そのため、

「ヨド物置が12月から8%値上げする」

と断定するのは避けたいところです。

ただし、物置やガレージも鋼材を多く使う商品です。

原材料価格が上がり続けている状況を考えると、今後購入予定がある方は価格動向を確認しておいて損はないと思います。


ガレージ・物置を考えているなら早めに見積を

個人的には、

「そのうちガレージを建てたい」
「そろそろ物置を買いたい」

と考えている方なら、早めに見積を取っておくのがおすすめです。

特に年末から来年にかけて購入予定なら、

・現在の価格
・今後の価格改定予定
・発注時期
・納品時期

を販売店や担当者に確認してみてください。

値上げするからといって焦って買う必要はありません。

ただ、どうせ近いうちに必要なら、

「値上げ後に初めて見積を取る」

より、今の価格を知っておいた方が判断しやすいです。


担当者に「この物件どうなる?」と確認しておきたい

建材営業の現場では、

「すでに話が進んでいるけど、価格改定日をまたぎそう」

という案件はよくあります。

そういうときは、メーカーや問屋の担当者に早めに確認しておくのがおすすめです。

例えば、

「この物件は旧価格で対応できる?」
「いつまでに発注すればいい?」
「出荷日はいつになりそう?」

といった確認です。

案件の進捗状況などによって、何らかの対応を相談できる場合もあります。

もちろん、必ず旧価格にしてもらえるわけではありません。

ただ、何も確認しないまま12月を迎えるよりは、事前に相談しておいた方がいいです。


物価高の中で追加8%はやっぱり痛い

今回の追加8%。

数字だけを見ると、

「8%か」

と感じるかもしれません。

でも建材は一つの商品だけ買うわけではありません。

例えば屋根なら、

本体材
役物
水切り
各種副資材
施工費

まで一式で考えます。

金属サイディングでも同じです。

そこに今年すでに行われた価格改定もあります。

物価高が続いている中で、さらに追加値上げ。

工務店側にとっても施主側にとっても、決して小さくない負担だと思います。


決まっている案件なら早めに動く

もちろん、

「値上げするから、とりあえず全部発注する」

というのはおすすめしません。

仕様変更や現場変更があれば、かえってリスクになります。

ただ、

・採用商品が決まっている
・現場も決まっている
・近いうちに必ず使う
・数量もほぼ確定している

という案件なら、早めに手配できないか確認する価値はあります。

値上げ直前になって、

「間に合いませんでした」

となるのが一番もったいないです。


建材営業のひとこと

ヨドコウも追加値上げです。

今年すでに価格改定があった中で、さらに8%。

物価高が続いているとはいえ、やっぱりこれは痛いですね。

しかも今回注意したいのは「受注日」ではなく「出荷日」が基準というところです。

11月に発注して、

「これで旧価格に間に合った」

と思っていても、出荷が12月になれば新価格になる可能性があります。

年末納品の現場があるなら、僕なら早めに担当者へ確認します。

「この物件はどの価格?」
「何日までに発注すればいい?」
「12月出荷になりそう?」

この辺は確認しておきたいです。

案件によっては何か対応できる可能性もあるので、まず相談してみる。

これが大事だと思います。

ガレージや物置についても、今回一律8%の対象と発表されたわけではありません。

ただ、これだけ鋼材関係の値上げが続いている中で、

「もう少し待てば安くなるだろう」

とはなかなか言いづらいです。

近いうちに買う予定があるなら、一度見積を取って今の価格を把握しておくのがおすすめです。


まとめ

ヨドコウは2026年10月7日、鋼板商品と金属建材商品の追加価格改定を発表しました。

2026年12月1日出荷分から、

・鋼板商品 全品種
・ヨドルーフ
・ヨド角波サイディング
・ヨドスパン
・ヨドプリント
・パネル商品
・金属サイディング

などを現行価格から8%値上げします。

今回特に注意したいのは、

「受注日ではなく出荷日基準」

ということです。

年末納品予定の案件については、発注日だけで判断せず、

・適用価格
・メーカー出荷日
・見積の有効期限

を早めに確認しておきましょう。

ガレージや物置を検討している方も、今後の価格動向について販売店へ確認しておくのがおすすめです。

物価高が続く中、建材価格の上昇はまだ落ち着きそうにありません。

発注がほぼ決まっている案件ほど、値上げ直前ではなく早めに相談しておきたいところです。


※本記事はヨドコウが2026年10月7日に発表した価格改定情報をもとに、内容を整理し、建材営業の現場目線を加えて解説しています。商品ごとの適用価格・出荷時期については、メーカーまたは販売店の最新情報をご確認ください。

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